最高の結果を出すKPIマネジメント【要約・感想】

ビジネス本

会社で成果を出すには数字をきちんと見ることが大事ですよね。

数字をちゃんとみるには「KPI」を見極めることができれば「数字をちゃんと見ることができる」といってもいいのではないかと思います。

KPIとは何なのか?という事がわからないところからスタートする方でも「KPIマネジメント」を読めばKPIマネジメントについて周囲よりも頭一つ抜けることができるかもしれません。

「最高の結果を出すKPIマネジメント」の要約・読んだ感想をまとめました。

ぜひ参考にしてください。

こんな人におすすめ
  • 会社での数字管理に強くなりたい
  • KPIをきちんと理解したい
  • チームリーダーや役職者

KPIとは?KGI・CSFの基礎

KPIとは「key performance indicator」の略です。

key performanceとは「事業成功のカギ」、indicatorは「指標・数値目標」の事です。

つまり、KPIとは事業を成功させるカギを握る最も重要な数値です。

KPI単体では機能せず、他にも主要な登場人物があります。

  • KGI(key goal indicator)最終的な目標数値
  • CSF(critical success indicator)最重要プロセス
  • KPI(key performance indicator)最重要プロセスの目標数値

KGIとは期末時に到達したい最も重要な数値のことです。

一般的には利益などの数値目標になります。

CSFとはKGIを達成するために、最も重要なプロセスの事です。

大事なのは現場でコントロールできるということです。

やってはいけないダメなKPI設定

よくあるKPI設定のまちがいがあります。

  1. たくさんの数値目標を設定している。(KPIが多すぎる)
  2. 現場でコントロールできない指標。
  3. 先行指標ではなく、遅行指標になっている。

この3つです。

KPI設定のまちがい①数値目標が多すぎる

なぜ、数値目標が多すぎるとだめなのでしょうか?

KPIとはキーとなる数値ですので、たくさんの数値目標設定ではどれがキーかわからないです。

大事なのはKGIつまりゴール達成に関わる指標かどうかということになります。

KPI設定のまちがい②現場でコントロールできない指標

たとえば、GDPをKPIに設定してしまうとどうやってもコントロールができない状態になります。

事業に関わるような数値がGDPだとしてもコントロールできなければ、ただただ受け身になってしまいます。

KPI設定のまちがい③遅行指標になっている

KPI設定には参考になるデータが必要ですが、そのデータが古いと打ち手が遅くなってしまいます。

ですのでデータはできるだけ旬な物のほうが良いのです。

KPIの設定・活用方法

本書ではどうやってKPIを設定すべきか、ステップが紹介されています。

  1. KGIの確認
  2. ギャップの確認
  3. プロセスの確認
  4. 絞り込み(CSFの設定)
  5. 目標設定(KPIの設定)
  6. 運用性の確認
  7. 対策の事前検討(KPIがうまくいかなかったときの対策)
  8. コンセンサス(関係者との合意)
  9. 運用
  10. 継続的に改善

いくつかピックアップしていきます。

まずは最初の1,2ステップです。

KGIつまりゴール設定はチーム間でずれているとそもそも目指すところがバラバラになってしまうのでずれがないように合意をすることが大事です。

ステップ2のギャップは、現時点で目標地点とどのぐらい差があるのか、そもそも全く差がなければ特に何も手を打たなくてもいい、ということにもなります。

ステップ3、4のプロセスの確認・絞り込みは事業運営の攻勢を分解することでできます。

つまり、収益が出るまでのプロセスを分解していきます。

例えば

顧客数×アプローチ可能数×受注率×1件単価

という感じで分解して、分解したそれぞれに何を対策すればいいのかを考えます。

その中で一番大きなインパクトになるのがCSFとなります。

いよいよKPIの設定です。

CSFを設定したらそれを数値化することがKPIとなります。

CSFで、受注率をあげるための社員教育をする。という事を設定したらどのぐらい受注率を上げたらいいのかがKPIになります。

KPIがもしうまくいかなかった場合の対策も考えておきます。

想定外のことも起きることもあります。

もしもKPIがうまくいかなかったら事業全体が傾いてしまうでは大変なのでもしうまくいかなかった場合もどうするかを考えておくことも大切です。

KPIが設定出来たら運用性を確認します。

実際にきちんと運用できるのか?がとても大事です。

最後のステップは、このサイクルを回していくという事です。

PDCAサイクルと同様、このKPI設定の精度も高めていくことが最後のステップです。

「最高の結果を出すKPIマネジメント」を読んだ感想

本書は、KPIを運用していく目的があれば最高の1冊と言えるといっても過言ではないと思います。

逆に、新卒社員など現場の仕事など覚える業務がたくさんあるような環境の人はKPIとは関わりがない人にはちょっと距離があるかもしれません。

とはいえ、現場スキルだけでは自身のスキルアップに限界があるのである程度社会人経験を積んだ人であればぜひ読んでいただきたい1冊です。

私もKPIマネジメントの考えはモロパクリで仕事に活かしています。

KPIノートも合わせておすすめです。

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