
僕、仕事遅いのが悩みです。上司に良く叱られます…
仕事がおそいと悩んでいませんか?
仕事が遅い人とテキパキとどんどん終わらせていく人との違いって何でしょうか?
生まれ持っての素質、それとも性格?
いえいえ、仕事を早く終わらせる方法があります。

仕事が早い人の秘密とは?身に着けたいスキルですね。
詳しくは本をじっくり読んでいただきたいですが、ざっくりの要約とアクションプランをご紹介します。
本の情報

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
- 著者:中島 聡
- 出版社: 文響社
- ページ数:190ページ
- 発売日: 2016/6/1
要約【なぜ、あなたの仕事は終わらないのか】
著者の中島氏は元マイクロソフトの伝説プログラマーです。
いままで数々の実績をだしてきました。
- Windows95
- ドラッグ&ドロップ
- 右クリック
など

めちゃくちゃすごい人・・・いったいどんな仕事術で実績をだしたのだろう。
こういった実績をだした背景にはどういった行動を
してきたのか?
その秘密がわかります。
3500個のバグがあっても始められる
著者がWindows95を発売したときにはじつはバグが3500個も残っていたそうです。
ただ、バグといっても一般のユーザーが絶対に
知らないような特殊なコマンドを入力したときなどで
重大なバグは除去はしていたようです。


なぜ、そんな中途半端な状態でリリースしたのだろう?
なぜかというと「すべての仕事は必ずやり直しになる」からです。
最初の狙い通りに行くことのほうがまれです。
まず、重要なのは全体像を作る事、つまりプロトタイプ(試作品)を完成させることなのです。
最初から100点を目指すべきではないのです。
ロケットスタートで界王拳
著者がこどものころ夏休みにの終わりごろに
親戚のおじさんに海に行かないかさそわれますが、
宿題を終わらせていなかったので母親にダメだといわれてしまいました。
そこで著者は大きな後悔をし、
1年後ロケットスタートで宿題を終わらすようになりました。
諸悪の根源は、ラストスパート思考なのです。

ラストスパートって悪いことなの?
ロケットスタート?簡単でしょ。
と思うかもしれませんが、実は100人に1人もできていないのです。
ロケットスタートができれば「つねに締め切りを守る事」ができます。
例えば上司から10日間でやるように仕事があたえられます。
前提として「締め切りはなにがあっても守る」ことです。

- 見積もりの調査として2日間もらう
- その2日間でほぼ完成までもっていく
- 2日間でほぼ完成に出来なかった場合危機的な状況としてスケジュールの見直しの交渉をする
この2日間の間に8割を終わらせます。
つまりドラゴンボールでいう界王拳です。
8割終わらせられれば、残りの8日間は流しで仕事をすることができます。

なるほど、早い段階で8割終わらせれば調整する余裕ができるわけだね。
この流しの期間も大切でスラック(余裕)が生まれます。

普段の生活もロケットスタート
流しの期間や普段の生活もロケットスタートが時間を効果的につかうことができます。
おなじように前半2割は「界王拳」
のこり8割は流しです。
著者は朝4時に起き、界王拳で行動します。
朝、界王券を使うのは理由があります。それは、
- 外部要因の締め切りが設定できる
- メールをチェックする時間がない
- 話しかけてくる人がいない

朝は、出勤時間や家族が起きてくる時間があるため終わりの時間がきまっています。
また、朝にはメールを食ってくる人も仕事の依頼をするもいないため集中力を持続できます。

朝の時間って、こんなに大事なんだ。
ロケットスタート時間術はこの4つに集約されます。
- すべての仕事をスタートダッシュでこなして、絶対に終えられる納期を導き出す
- 最初の2割の期間を「見積もり期間」としてもらい、実際には仕事量の8割を終える
- 最初の2割期間で8割がおわらなかったら期間を延ばしてもらう
- 仮眠をとる、マルチタスクをやめる
【 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか】 の感想
大きな実績を残した著者と自分は違うから
参考にはならないと最初は思いましたが、
こういった方法を実践して結果を残しているということは事実です。
実践できるところは、ぜひ取り入れてやっていきたい、私はそう思いました。
人はどうしてもいやなことは後回しにしがちです。
ラストスパート思考はとても危険なんだということは理解できました。
是非、時間を有効につかい人生を豊かにしていですね。
読んで感じたおすすめのアクションプラン
やってみたい!と思ったのは朝方人間になる、という事です。
朝5時に起きて朝方人間になれるようチャレンジしたいですね。

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