
僕はこれから初めて上司になるんだ!
これから上司になる、先輩になるという方は楽しみでもあり、不安もありますよね。
初めて部下や後輩を持つのなら「いい上司」になりたいですよね。

でも、いい上司って一体何?不安が押し寄せてきた・・・
そうなんです。
いい上司になるには・・・それは学校や会社では教えてくれません。
でも事前に学んでおくことはできます。
上司1年生になる方は、部下や後輩の成長だけでなく「上司としての自分」もせいちょうできるよう【自分の頭で考えて動く部下の育て方】で予習をしましょう!

上司・先輩になる前または部下をもっている人はこれを読んで勉強しよう!
この本はこんな人におすすめ
- これから上司・先輩になる会社員
- 部下・後輩を持ったばかりの会社員
- リーダーを目指す人
自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書 本の情報と目次

タイトル:自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書
- 著者:篠原信
- 出版社:文響社
- 紙の本のページ数:288ページ
- 発売日:2016/11/16
自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書の目次
- 序章 三国志に学ぶ理想のリーダー像
- 第1章 いかにして「自発的部下醸成方式」が生まれたか?
- 第2章 上司の非常識な六訓
- 第3章 上司の「戦術」とは何か?
- 第4章 配属1日目~3年目までの考え方
- 第5章 困ったときの9の考え方
上司1年生はまず読もう【自分の頭で考えて動く部下の育て方】
この本は著者が今まで経験をしてきた部下の育成のノウハウやあるべきリーダーについて書かれています。
これから上司になる方に向けてのメッセージが詰め込まれています。
部下に仕事を教えるなかれ
この本の中でのメインといっても過言でもない内容ですが、それは「部下に仕事を教えるなかれ」です。
つまり、答えをすぐに伝えるのではなく、考えさせて自ら導くようにさせようというものです。
直ぐに指示を出して、行動をさせてしまっては指示待ち人間ばかりそだってしまうことになってしまいます。
それを防ぐには「次に何をするべきか?」の問いを投げかけて、自分自身で考える癖をつけることが大切だと説いています。
配属1日目から3年目までの育て方
上司が部下に対して、どう接するべきか。という事をシーン別にこうすべきという考えがまとめられています。
たとえば「上司がサボるために部下がいるのではない」ということを何度か伝えています。
これは部下が最大のパフォーマンスを発揮させる環境づくりが大切だという事を言っています。
決して、仕事をやらせてあぐらをかいているだけが上司ではないという事です。
注意をしたいとき、励ましたいとき
時には部下もよくないことをし、上司として気づきを与えることも必要になる場合があります。
ここでは注意ではなく、「質問」に転換する形で対応をしていただきたい、と説かれている。
また、励ます場合は「頑張っているね」と共感をすることをすすめている。
注意をしなければいけないのは自分の自慢話にならないように、とある。
共感するだけで、人は勇気づけられるからだ。

仮設的思考を持とう
著者は「仮設的思考」が成長し続けるコツだといっています。
どう接したらわからない物に対して仮説を立て、行動し間違っていたらまた新たな仮説を立てることが大事だと。
この考えは「正解」がどこかにあるという事は間違っている、という事にもつながっています。
ビジネスが、答えのないことがほとんどです。
そういった未知に対して、仮説的思考はとても有効なのです。
自分の頭で考えて動く部下の育て方の感想
著者の経験や価値観がふんだんに詰め込まれた本です。
タイトルにもあるように社会人1年目の方に向いている本といえるでしょう。
私が感じたことは、内容は勉強になる事だと思いますが盲目的に書いてあることを実行するとうまくいく場合といかない場合があるのではないかと感じました。
質問して答えを導くこと自体はよいですが、答えを伝える場合と問を投げかける場面も使い分けが重要だと感じました。
一つの考え方として、取り入れ試してみるのもよいと思います。
特にタイトルにもあるように上司になった経験のない方はとくにおすすめの内容です。
読んで感じたおすすめのアクションプラン
観察をし仮説を立てて、検証をし考察するそしてまた観察をする。
仮説的思考を磨いていく。